1年がたつのは本当にあっという間ですね(^^)
寒い日は外出するよりもあったかいお家でゆっくりしていたい♪
そんな時に読んでほしいお勧めの小説を紹介します(^^)
まずは私が、「最近読んだ話題作」と「私のとにかく読んで欲しい本」の中から3冊紹介します☺
さくっと読めるにもかかわらず、感動を貰えた一冊。
☆世界から猫が消えたなら/川村元気
あらすじ・・・郵便配達員の主人公は、脳腫瘍により余命わずかだと宣告されます。。。
その日、アロハシャツを着た陽気な悪魔が登場!!!明日死ぬ事になっているが、この世からひとつだけものを消せば、その代わりに1日だけ命が伸びるという取引を持ち掛けられます。取引した後、まず電話がこの世から消されます。。。
ここから私の感想を書かせて頂きます!与える、奪う、ではなく、失うという観点から繰り出される展開が素晴らしかったです。薄い本ですし、さくさく読めるのでマンが感覚でした(^^)内容は勝手に予想していたのですが、、、予想できそうで予想できない展開とシンプルな表現にぐっときてとても感動しました。一番大切な事、シンプルな事に気づかせてもらいました。
猫好きな方には特におすすめです!♪
最後の展開が凡人では到底思いつかない、と思った一冊。
☆火花/又吉直樹
あらすじ・・・若手お笑い芸人の徳永が4歳年上の神谷と出会い、神谷の、周囲に媚びず四六時中笑いについて考えるストイックさを尊敬し、弟子にしてくれる様に懇願し神谷の伝記を書く約束をます。その後どちらかがテレビに出たりして二人の関係は変化を見せます。。。
ここから私の感想を書かせて頂きます!とにかくリアリティーありますよね!芸人さんだけあって普段の会話の流れかけあいがもうお笑い!!!(^◇^)又吉さんを知っているからこそより想像しやすくユーモアに富んでいます。結構淡々と読み進めていたのですが、ラストの何とも言えない展開が凄かったです。決して話題性だけではない、又吉さんの才能が詰まった一冊に感じられました☺
ミステリーなのか、恋愛小説なのか、ぜひ体験して欲しい伊坂幸太郎ワールド!!
☆アヒルと鴨のコインロッカー
あらすじ・・・仙台の大学に入学し、ひとり暮らしを始めた椎名は隣人の河崎に、本屋を襲って広辞苑を盗みに行こうと誘われます。ある日、大学構内でペットショップの店長、麗子と出会う椎名は河崎から、麗子に気をつけろと忠告され、麗子は、河崎に気をつけろと言われます。。。すべては2年前の事件が関係していました。。。
ここから私の感想を書かせて頂きます!最初は意味不明な計画を持ち掛けられる主人公ですが、すべてには隣人の思いがあり二年前の事件とすべてが繋がった瞬間、この作品のタイトルの意味さえもすべてわかってしまう見事な小説です。最後の大どんでん返しは誰もが予想できないと思いますし、哀しく切なく人を想う気持ちと伊坂幸太郎さんならではの爽快なタッチが癖になる、ぜひお部屋に置いてほしい一冊です☺!!
良かったら読んでみてくださいね♪